そっと光を添える、障子のある家

賃貸ではDIYで自分たちらしさを楽しんでおられたA様が、お子さまの誕生で庭や遊べるスペースが欲しくなり一戸建てをご計画。

「紹介もありましたが、そもそもいい感じで」とルポハウスに決定。建築系のお仕事をされていることもあり「自分たちの意見が結構あった。そういう面でも設計士さんと一緒につくっていくのはいい案だな」と感じていただき、本格的に家づくりがスタートしました。

プランはA様と設計士がそれぞれ提案し合いながら進行。意見を尊重し合い、折り合いをつけながら理想をカタチへ。
施工中現場で気になる点があった際には、積極的に聞くなどコミュニケーションも図ってくださったと伺いました。人柄も技術も信頼できる大工さんの存在も、安心感を深める要素に。

A様が目指されたのは、障子などの和の要素ともなじむ、いい意味でのシンプルさ。
二世帯住宅の住み分けを考え、親世代は1階、子世帯は2階リビングに。勾配天井で広がりを持たせたリビングは、お二人のお気に入りになりました。スタッフと相談して採用された照明も、心地よさを添えています。キッチンは壁でゾーン分けし、厨房らしい雰囲気と機能性を両立。

階段の本棚や、あえて窓を設けない玄関など、光の演出にもこだわりを。玄関の造作ベンチ下には靴を収納できる棚を設え、すっきり感を演出。
また廊下を減らしつつ動線を整える中でご主人が思いつかれたのが、ウォークスルーのランドリーです。柔軟に使える設計で結果的に「ナイスだった」と満足のいく場所に。
その時々に合わせた使い勝手が反映されるよう計画された住まいが完成しました。

考えることも多く大変さを改めてご実感されたという、注文住宅の家づくり。それでも「やりたいことはやれたかな」とお二人。
広くて座る場所もたくさんある住まいは、人を招く楽しみも増え「来た人が落ち着いてくつろいでくれる」と笑顔に。
これからもご家族やご友人と、心地よい時間を重ねていってくださいね。