ワイルドに暮らす家

野洲市 H様邸

玄関を開けた途端に広がる、ワンフロアを最大に生かした別世界。

金色のアルファベットを並べた表札に、外国を思わせるポスト。そんな雰囲気のある玄関を開けると広がるのは、土間とリビングとダイニング、キッチンが一度に見渡せる開放的な空間です。「海辺にあるカフェみたい!」と思わず言いたくなる1階のスペースは、とにかく広い。「間取りを考える時、何となく必要な気がして小さい部屋を作っても自分はきっと物置きにしちゃうなと思って。広いのに憧れていたので、思い切って間仕切りを無くしました」というHさん。仕切りが無い分広く見えますが、実際の面積は一般的な住宅と変わりません。「部屋数を減らすとコストも下がるので、この形にして良かったです」と、まさに一石二鳥です。

ポイントになっているのは、玄関からキッチンへまっすぐに伸びる土間。「家の真ん中に土間があると、すごく便利なんです。外からちょっと物を取りに来た時も、靴を脱がずにさっと入ってさっと出られる。子供と遊んで帰ってきて、すぐに手を洗えるのも嬉しいです」。ベビーカーや自転車、趣味の釣り道具など「大事にしたいから外に置きっ放しはちょっと、でも室内に仕舞い込むのは何か違うな、と思う物を土間に置くとすごくサマになる」のも良いところ。

「はじめはログハウスに憧れていたんです。だから普通より分厚い板が使いたくて。そうすると断熱ができない、歪みが出る、だから『難しいです』と言われたこともありました。でもルポハウスでは、そんな要望にむしろ楽しみながら応えてくれたんです」 リビングから庭へと続くウッドデッキは、ご主人のお父様の手作り。家の中にいても自然に外と繋がる、Hさんご一家らしい住まいが完成しました。

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