中庭を眺める家
甲賀市 O様邸
障子や吹き抜けから届く光で
旅館のような落ち着きを演出

お子さまの誕生をきっかけに「広々と遊んでほしいな」と年齢的なタイミングとで、家づくりを考え始められたO様。当初から「ちょっと違う家にしたい」という思いをお持ちだったとか。
実は「いわゆるルポハウスという雰囲気はあまり好みじゃなくて、建てると思ってなかった(笑)」とO様。そこも含め隠さずに伝えていただき、ご主人は「僕らが建てたい家が、設計士さんも好きな感じでチャレンジしたそうなのを感じた。自分たちより若くて少し迷いもありましたが、意欲があって何より楽しそうに仕事をしている人に任せるのがいいな」と決めてくださったのだそう。
奥さまも「すべて伝えなくても汲み取ってくれて、好きな感じの提案をもらえた。設計士さんと直接話せるのもスムーズでした」と振り返っていただきました。
中庭を軸に据えたO様邸。LDKとつながる中庭を最大限に生かすため、照明にもこだわりが。「極力天井には付けずに、暗さの心配はありましたが設計士さんの大丈夫を信じて」と計画。
やって良かったの小さな吹き抜けと障子越しの柔らかな光が落ち着きをもたらし、夜は雰囲気の変わるお二人ともにお気に入りの空間になりました。
旅館のような空気感も大切なポイントに。プロポーズした旅館で使われていた大谷石、新婚旅行で訪れたサントリーニ島の塗り壁など、旅の記憶も素材選びに反映され溶け込んでいます。
また洗面・ランドリーは、奥さまが絶対だったファミリークローゼットと一直線の家事ラク動線で、実用性もプラス。
朝は鳥の声だけが聞こえる静けさ、仕事帰りにダイニングに座る何気ないひとときに、思わず「いい家やなあ」と口にしてしまうとご主人。
細部に宿る心地よさが、暮らしの中でじわじわと実感に変わっていく。そんな豊かさのある住まいになりました。
植栽で家の見え方が想像以上に変わるとご実感され、苦手だった植物の手入れも天気を気にしたり落ち葉を拾ったりが楽しいと、家時間に彩りが加わりました。
「子どもにもいい影響になるといいな」という四季を感じる日々のなか、健やかな心を育んでくださいね。

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